多賀城市国際交流協会さんとワークショップしました
9月11日(日),多賀城市体育館にて,多賀城市国際交流協会さんが主催する「青年交流」という集まりに参加してきました。昨年度に引き続きの参加でしたが,今年度は,この夏に実施されたドイツスポーツ少年団との交流事業の報告と語学研究部が文化祭で発表したドイツについての研究の発表,そして,語学研究部が昨年度から取り組んでいるフェアトレードについての研究成果の発表という内容でした。あいにく2年生は参加できませんでしたが,語学研究部1年生の3名が,文化祭に向けてドイツについて調べたことと,文化祭で販売したフェアトレード商品について,堂々と発表していました。参加していた交流協会の方から出た質問に対しても立派に答えていました。
後半は,「フェアプレイ」についてワークショップが行われました。これは,ドイツ団が来たときに,多賀城高校生とドイツの高校生が話し合った話題でもありました。スポーツにおけるフェアプレイだけでなく,今回は日本で暮らす外国人を日本人が受け入れるべき場面で,「フェア」であるということはどういうことかについて話し合いました。生徒は,一方的な基準で他の文化の善し悪しを決めるのは危険であり,他者の立場に立ってコミュニケーションを取りながら物事を進めることの大切さを学びました。また,大人が同じ話題に対して,どのような考えをするのかを知って,新鮮な驚きを感じたようでした。
学習したことを地域社会に向けて発表する場面が,生徒を輝かせてくれるのを目の当たりにしました。また,生徒にとっても,地域社会の大人と接する良い機会になりました。