生徒会 平成28年度
岡山県立御津高校とのボランティア交流
8月26日(金)岡山県立御津高等学校の生徒2名が,神田校長先生,後藤教諭とともに来校しました。御津高等学校は長い歴史と伝統を持つ高校同士が統合されてできた総合学科の高校です。
現在,ボランティア活動が盛んになってきており,被災地でのボランティアと本校への訪問の目的でいらっしゃいました。
御津高校からは学校紹介とともに現在取り組んでいる地域貢献ボランティアや御津健康マラソンでのボランティアの説明をしていただきました。今後は町に目安箱をを置き地域のニーズを聞きながら活動を進めていくそうです。また,機会があれば被災地ボランティアをも考えてくださっています。
本校からは防災・減災を軸とした学習活動をご紹介した後,ボランティアの単位認定や取組状況について説明をしました。残念ながら27日(日)に行われる予定であった浦戸でのボランティアは雨天のために中止になりましたが,距離が離れていてもお互いに情報交換を今後も続けていきたいと思います。
来年度は宮城県で行われる全国総合文化祭でボランティア部門を本校で担当することから,様々なボランティアの輪が全国に広がり,その成果について全国からの報告を聞けることを楽しみにしています。
8.3「2016年 兵庫県高校生『東北訪問』学校交流活動」 8.4「三重県学校防災ボランティア事業」生徒交流会を開催
8月3日(水)に兵庫県舞子高等学校を中心とした「2016年 兵庫県高校生『東北訪問』学校交流活動」、同4日(木)に「三重県学校防災ボランティア事業」による生徒交流会がそれぞれ行われ、本校生徒会や防災委員会の有志が参加しました。
まず、3日に行われた「2016年 兵庫県高校生『東北訪問』学校交流活動」には、舞子高校を中心に兵庫県の高校生65名が来校。はじめに多賀城市内の「まち歩き」を行いました。本校が設置活動をしている「津波波高標示プレート」を辿りながら津波浸水域を歩き、津波の爪痕に驚愕した様子がみられました。
多賀城高校を会場としたワークショップでは、本校生徒会による「3.11の記憶」を紹介。引き続き「発災後24時間でできること。やるべきこと。」のテーマで話し合いを行いました。様々な意見を出し合う中、自助や共助の大切さ、安否確認等情報収集の必要性などを確認しました。最後に、兵庫県の高校生からの御礼として復興支援ソングである「花は咲く」などが披露され、感動的な交流会となりました。
4日には三重県の中学生・高校生そして大学生の41名による「学校防災ボランティア事業」として来校。まず、「まち歩き」からスタートしました。イオン多賀城店では、「3.11東日本大震災」の都市型津波の記録動画を現場で確認し、津波の脅威を実感しました。「津波波高標示プレート」を辿りながら、「末の松山」に到着し、防災委員3 年の庄司遼くんが「末の松山」の由来を説明しました。
本校を会場としたワークショップでは、四日市大学の学生がファシリテイター役となり「避難所運営ゲームHUG」を行い、実際の現場を想像しながら必死に知恵を出し合いました。参加した三重県の高校生からは、「実際に被災地にきてみて、勉強になったことがたくさんありました。ここで学んだことをこれから活かしていきます。」と感想を述べてくれました。
神戸大学付属中等教育学校との生徒会交流(8月2日火曜日)
8月2日火曜日、神戸大学付属中等教育学校との生徒間交流会が行われました。
まずは恒例の「まち歩き」です。「末の松山」からスタートし、 多賀城市に設置されている「津波波高標識」を見学します。
ジャスコ多賀城店では、実際の津波襲来の映像を見ながら「都市型津波」についての説明がなされました。
その後は多賀城高校において学校紹介、ワークショップが行われました。
学校紹介をする多賀城高校2年金原龍飛君。
神戸大学付属中等教育学校の生徒からは「アクションカードゲーム」などについての説明がありました。
そしていよいよワークショップです。
今回は「発災後24時間でできること やるべきこと」をテーマに意見交換を行います。
各グループに分かれ、付箋を利用しながら生徒は思いついたアイディアを出し合っていきます。「家族の安否確認」「食糧の確保」「情報源の確保」など、様々な視点から意見が出されました。
そして各グループの発表です。
同じような意見でありながらも、僅かな考えの違いにより「気づき」が生み出されてゆきます。
感想を述べる山本隼矢君。短い時間ではありましたが内容ある時間を過ごすことができました。
暑い中でしたが、皆さまお疲れ様でした。
オープンスクールにおけるバスツアー&まち歩き
7月2日(土)に行われたオープンスクールにおいて,事前に申し込みをした中学生と保護者合わせて21名を対象とした「バスツアー&まち歩き」を行いました。コースは,学校→七ヶ浜国際村→多賀城イオン→末の松山→学校というコースで,バスと徒歩で被災の爪痕を巡りました。大会議室で軽食をとっていただきながら,生徒会副会長2年加藤健太さんが行程を紹介した後で,七ヶ浜国際村に向かいました。バスの中では,生徒会執行部の2年門間大輝さんがバスガイド役として多賀城高校の防災・減災活動の様子を伝えました。
七ヶ浜国際村では,2年生の門間大輝君が七ヶ浜の被災の様子や多賀城高校が国際村で行っている外国人向けのボランティア活動の紹介をiPadを用いて行いました。中学生と保護者の方々は,門間さんの説明にしっかりと耳を傾けていました。
多賀城イオンでは,2年生の髙橋里奈さんと宮田優香さんが多賀城イオンの震災当時を記録した動画を見せながら説明しました。臨場感あふれる映像を真剣に見ていました。
末の松山では,1年千葉陽太さんと大場有紗さんが万葉集のうたあるように,津波は末の松山を超えなかったことをiPadを用いて説明しました。地図で確認した中学生は,驚きを隠せない様子でした。
今回の「まち歩き」は,一昨年から始めた本校の復興ボランティアの1つで,これからも本校を訪れる高校生や多賀城を訪れる観光客などに行っていき,震災の伝承につなげていきたいと思います。
インターアクトクラブ創立記念祝賀会
3年1組岩佐彩音(多賀城中)
6月25日(土)ホテルキャッスルプラザ多賀城で,「宮城県多賀城高等学校インターアクトクラブ創立記念祝賀会」が行われました。祝賀会には,多賀城市長をはじめとする多くの皆様にご出席いただきました。私達多賀城高校インターアクトクラブは多賀城ロータリークラブが提唱する初めてのインターアクトクラブで,生徒全員が会員となっています。祝賀会では,他校のインターアクトクラブの方々と話す機会があり,活動内容などを聞くことができました。主な活動として奉仕活動をしているクラブが多く,海外留学をした人も多くいました。これから私達も多賀城ロータリークラブや先輩クラブの方々の力を借りながら,今まで以上に奉仕活動やボランティアを行い,地域に貢献できるよう努めたいと思います。