教育活動

先端研究講話(災害科学科1学年)を実施しました!

1 目的

大学等の研究者及び地域の事業者等より講話いただき、研究並びに地域課題の本質に触れ、次年度のSS課題研究、SS災害科学研究のテーマ設定の一助となるようにする。

研究者との対話によって、気候変動や自然災害(災害・防災・減災・伝災)に関する様々な先端科学技術、国際関係等の知見を広めるとともに、気候変動や自然災害が地域に及ぼす課題に目を向け、STEAMの視点から課題解決へ向かう態度を向上させる。(Pioneer)

 

2 主催  多賀城高校 

 

3 期日  2024年12月17日

 

4 会場  多賀城高校

 

5 参加者  災害科学科1年生40名

 

6 実施内容・評価

 本校が連携・協力協定を締結している東北大学災害科学国際研究所から、佐藤健教授(防災教育実践学分野)、柴山明寛准教授(災害文化アーカイブ研究分野)、朴慧晶助教(災害医療国際協力学分野)、原裕太助教(2030 国際防災アジェンダ推進オフィス)を講師としてお招きし、それぞれ4つのブースに分かれ、10 名前後の生徒に対する 45 分間の講義・質疑応答を、休憩を挟んで2回行いました。テーマA「発災時に命を守る行動をとるフェーズにおける研究」では、佐藤先生から「緊急地震速報の利活用」、原先生から「災害と環境」についてご講義いただき、テーマB「復旧・復興に向けて避難生活を送るフェーズにおける研究」では、柴山先生から「災害とエネルギー」、朴先生から「災害と医療―パンデミック災害におけるショッピングモールの避難所への利活用」についてご講義いただきました。生徒は、どのブースでも時間いっぱいまで研究内容に関する質問や課題研究に関する相談をさせていただき、今後の課題研究の参考となりました。

 

7 生徒感想

実際にフィールドに出て研究をするためにはまず前提となる知識を付けて進めていかなければならないと思った。そして、「なぜ?」を常に意識して深く考えることが課題の解決につながる大切なことだと思った。また、自分たちの研究では、データの提示の仕方など、相手に伝えるだけでなく相手がしっかり理解できるように工夫しようと思った。 (災害科学科1年 髙橋航太)