平成29年度

第41回全国高等学校総合文化祭 ボランティア部門

 平成29年8月1日から3日の3日間に渡り、第41回全国高等学校総合文化祭 ボランティア部門が多賀城歴史博物館でおこなわれました。
 初日は参加校による活動報告、ポスターセッション、2日目はコース別のワークショップ、被災地見学(FW)、3日目はFW活動報告、講演会の内容で行われました。
 開会式で挨拶をする多賀城市長 菊地 健次郎 氏。

  

 続いて行われた各高校による活動報告。

  

 そしてポスターセッション。

  

 ポスターセッションでは多くの高校生から防災への取り組みについて質問をうけました。

 2日目はコース別の活動になります。多賀城高校は防災減災コース担当。ワークショップ、被災地見学の案内をおこないました。
 学校長 佐々木克敬による開会の挨拶。

  

 「多様化する災害について考え、今日の経験を持ち帰り今後の生活に生かして貰いたい」とお話し下さいました。

  

 その後ワークショップにはいります。場面を設定し、そこで起こりうる災害を想定し対応策について話合いを行います。

  

 各グループでは多賀城高校の生徒かファシリテーターを務めました。
 各グループからは様々な意見がだされましたが、コミュニケーションの大切さや事前の準備の大切さが共通点として挙げられました。
 その後、被災地見学です。七ヶ浜国際村、菖蒲田浜など見学した後、ジャスコ多賀城店の駐車場から津波の動画を視聴。参加者は改めて津波被害の大きさを実感した様子でした。

  

  

 最後は被災地見学のまとめを行いました。

  

 被災地見学後のまとめの様子。 内容ある1日が過ぎてゆきます。

 最終日は活動報告会が行われました。観光防災コース JRCコース 被災地コース、それぞれの担当校から新しい発見、感想などが発表されました。参加者からは「被災した地域の生徒が発信することが大切」「地元に戻ったら防災備災を呼びかける活動を行いたい」 といった様々な感想が出されたした。

  

 高橋 厚氏様による講演。

  

 3日間に渡り開催された「第41回全国高等学校総合文化祭」も無事に幕を閉じました。全国の高校生と触れ合うなかで、生徒たちは新たなアイディアに触れこれからの活動にさらなる意欲を燃やした様子でした。来年度は長野県での開催になります。その参加に向けこれからの活動に力を入れていきたいと思います。

 参加者の皆さん、お疲れ様でした。