地理B 特別授業~冒険家 関口裕樹さん~
冒険家として活躍している関口裕樹さんをお招きして,2・3年生の地理選択者たちが厳冬期カナダ人力縦断についてのお話を聞きました。最低気温が零下50度近くにもなる極寒の地で,GPSなどは使わず太陽の位置と風向きだけで目的地まで進むことや,100㎏のソリを引いて乱氷の上を歩く大変さ,北米のイヌイットやネイティブアメリカンのやさしさや生活・文化などについて教えていただきました。また,関口さんが冒険家になることを決めた高校時代のお話は,生徒自身がこれからどのように生きていきていきたいか考えるきっかけになりました。
3年7組 高松 龍 くんの感想
私は中学生のときの英語の教科書で星野道夫さんの人生について読んだことがあり,「そんなに簡単に自然に身をあずけることができるのだろうか?」と考えたことがありました。関口さんのお話を聞いて,自分自身の強い思いがあれば実現し得るものなんだなと思いました。カナダ縦断のようすも普段の我々の生活ではとても考えられないような光景ばかりでしたが,そのような本来の自然をそのまま体感することができるということは,とても幸せなことなのではないかなと思いました。もしチャンスがあれば,自分の目でそれを確かめてみたいです。関口さんの現在進行中の計画が無事に成功することを願っています。またいつかお話が聞けたらいいなと思っています。本当にありがとうございました。応援しています。