災害科学科ブログ
スキルアップ研修Ⅰ「つくば研修」実施
7月2日(木)~3日(金)に、災害科学科2年生が「つくば研修」を実施しました。
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【7月2日(木)】 □災害科学技術研究所:課題研究奇数班(講義、施設見学)、課題研究偶数班(課題研究相談) □建築研究所:施設見学(実大構造物実験棟、風雨実験棟) 【7月3日(金)】 □災害科学研究所:課題研究奇数班(課題研究相談)、課題研究偶数班(講義、施設見学) □つくば宇宙センター:施設見学 |
災害科学科2年 森垣 裕太(鹿島中学校卒業)
今回のつくば研修では、防災科学技術研究所で課題研究のアドバイスをいただいたこと、施設の見学をしたことが印象に残っています。
私たちの班では「積雪による重みの地震への影響」についての研究で、積雪のデータと地震のデータを比べることを考えていました。それに対して研究員の方からは、データ収集のための気象庁のサイトの情報や実証の方法、比較条件などの様々な意見や先行研究事例を教えていただきました。この経験を通して、私たちが災害科学科の活動に取り組めているのは先生や研究員の方々など、も様々な方々の力があるからだと改めて実感することができました。
施設見学では模型や壁を使った台風や地震など、自然災害に対する建物の耐震性の実験をしていることが分かりました。自然災害の研究といえば地震や津波への備えなどの研究を想像していたので、建物の視点から研究していることに驚いた共に、異なった視点から考えるよい経験になりました。
最後に、以前の巡検は、栗駒・気仙沼巡検や石巻・女川巡検など、震災の経験を学び伝承していくことを目的としていたのに対し、今回の研修は建物の耐震性の研究など「災害から人を守る」という今までの巡検とは異なる視点から学ぶことができ大変貴重な経験だったと思います。今回学んだことをしっかり振り返り、今後の課題研究活動に活かしていきたいです。
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防災科学研究所(課題研究相談) |
防災科学研究所(講義「スロー地震」) |
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研修の振り返り(真剣です) |
建築研究所(実大構造物実験棟) |
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建築研究所(風雨実験棟) |
つくば宇宙センター |
【7.1-3】「災害科学科1学年 栗駒・気仙沼巡検」 ~被災地域の今を知り、未来を考える3日間~
令和8年7月1日(水)~3日(金)の二泊三日で、「災害科学科1学年 栗駒・気仙沼巡検」を実施しました。1日目は栗駒地域、2日目は気仙沼地域、3日目は南三陸地域をフィールドとし、震災遺構や伝承施設、復興した街並みや防潮堤を見学しました。1年7組(40名)は、時折天気が崩れるなかでも、意欲的に活動しました。
<日程>
7.1(水)
栗駒ジオパークセンター見学→荒砥沢地すべり跡見学→栗駒ジオガイドによる実験装置のワークショップ
7.2(木)
気仙沼復興祈念公園見学→東日本大震災伝承館(震災遺構:気仙沼向洋高校校舎)見学→気仙沼内湾防潮堤、フラップゲート調査→講話 「地域福祉の目線で考える地区防災計画とは?」
7.3(金)
気仙沼魚市場見学→道の駅大谷海岸、砂浜実地調査→南三陸高野会館、防災庁舎見学→まとめワークショップ
<生徒のまとめ>
「地滑り地から取り出した本物の地層や各地の色々な岩石標本が展示してあり、実際に触れてみることで重さの違いや材質の触り心地の違いを学ぶことができた。」
「フラップゲート式堤防を採用していることで港町の美しい景観が維持されている。」
「地域防災における課題や、緊急時の正常性バイアスなどの個人の課題があることを知ることができた。今後は個人個人が防災意識を高く持つことや避難行動の大切さを伝えていくことが重要だと思う。」
以上のような生徒のまとめから、3日間の活動を通じ、地滑りや地震・津波の災害の脅威やその仕組み、震災後の町づくりや地域コミュニティの復興、地域の歴史と魅力など、自らの体験を通じ学び深めている様子が見られました。災害の学び、防災の学びで自らの興味関心がその分野であるのか、今後の探究のきっかけをつかんでいる様子でした。今後も県内の他地域での巡検を開催し、知見を広げてまいります。
最後になりますが、講師としてご参加いただいた吉田様、伊藤様、山田様、阿部様、お世話になりました関係施設の皆様、この度はお世話になりました。ありがとうございました。
6/24 高嶋教授の栗駒気仙沼巡検事前講義を開催!
2026年6月24日(水)3・4校時、iRisホールにて、災害科学科1年生を対象とした「栗駒気仙沼巡検」の事前講師を開催いたしました。
当日は、東北大学学術資源研究公開センター教授の高嶋 礼詩 氏を講師にお迎えし、「宮城の大地の歴史と地盤災害」と題してご講話いただきました。
講話の中では、東北地方の歴史について地層や岩石の種類から考察がなされ、日本列島がユーラシア大陸から分離した痕跡や、東日本が海底に位置していたことなどが、地層の岩石から判別できる仕組みについてご説明いただきました。生徒にとって、とても興味深いお話をいただけたと共に、今後の巡検に向けて大変有意義な学びの機会となりました。
7月1日~3日に実施予定の栗駒気仙沼巡検では、栗駒山麓ジオパークの地滑りを見学します。今回の事前講義で得た知識をもとに地滑り現場を確認することで地球のダイナミックな変化を感じ、充実した巡検になることを期待しています。
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東北の地層構造 |
プレートの動き |
4/24【1学年巡検】多賀城・七ヶ浜巡検で被災と復興、防災を学ぶ!
4月24日13:00~16:00 災害科学科1学年40名が多賀城・七ヶ浜巡検を実施しました。
13:30 七ヶ浜の笹山地区避難所を訪問し、七ヶ浜町建設課3名から地域防災と地区防災について説明を聞きました。笹山地区の高台から菖蒲田海岸を見ながら資料と合わせて被災状況を読み取り、理解を深めました。説明後にはそれぞれの担当者に生徒たちが直接質問に行くなど積極的な姿が見られました。
14:40 多賀城市八幡小学校隣に建設された避難道路で、多賀城市危機管理課2名(内1名、災害科学科OB)から避難道路と防災ビジョンの設置の経緯と防災上の工夫について説明を受けました。説明後には実際に階段を上り下りするなど避難道路の意義と必要性を実感しました。
今年度の巡検第一弾はとても充実した研修となりました。関係各位に感謝いたします。
〇今後の【1学年巡検】
7月栗駒・気仙沼巡検
1月石巻・女川巡検
菖蒲田海岸を見て被災状況確認 |
説明後の質問 |
笹山地区避難所の説明 |
備蓄倉庫の視察(自主防災) |
避難道路の説明 |
避難道路の実地調査 |
4/15【国際交流】台湾防災青年大使と防災・減災・伝災で交流
4月15日8:45~12:50 iRisホールにて台湾防災青年大使の高校生11名が来校し、災害科学科3年生20名と交流をしました。防災・減災・伝災をテーマに各自の取組の紹介の後、防災ワークショップでは、台湾の高校生と本校生が混合で5班に分かれて、自分たちに必要な緊急時の持出袋の中身について考えました。英語と身振り手振りで会話をしながら、個人で必要だと思うものから、班として必要だと思うものに精選し、緊急時の持出袋の中身をまとめました。その後、まち歩きで多賀城市内の津波到達点を確認しながら過去の災害から未来の防災・減災について台湾の高校生と考える良い機会となりました。
〇 当日の日程
8:45 開会
8:55 歓迎挨拶
9:05 台湾の取組紹介 防災青年大使
9:20 多賀城高校紹介
9:40 防災ワークショップ
11:00 津波伝承「まち歩き」 ※多賀城イオン→多賀城駅までの津波到達巡検
12:30 閉会
※台湾防災青年大使は、台湾各地の高校から選抜された代表生徒です。
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代表者のプレゼント交換 |
ワークショップの様子 |
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津波伝承「まち歩き」の様子 |
参加者の集合写真 |