【災害科学科】SS野外実習 大郷・浦戸巡検を実施しました
10月21日(火) に、1年生災害科学科の巡検が実施され、2コースに分かれて活動を行いました。
| <大郷コース> 令和元年洪水対応、地域の防災活動、復旧・復興(講義)、今後の対策・堤防の構造(講義)、堤防・避難道路(現地調査) |
災害科学科 吉村聡(大崎市立鹿島台中学校卒業)
今日の活動を通して、大郷町が令和元年台風で一級河川の吉田川が決壊したにも関わらず、犠牲者0人という記録を残すことが出来たのは、過去の洪水の経験を生かし、地域の人々が協力し合い、迅速に避難する体制が出来ていたからだと分かりました。大郷町では、避難できていない人たちを素早く助けていくため、「避難しました」や「助けて~」と書いてある旗を配付し救助を効率よくしたり、高齢の人たちにも分かりやすい地区の防災マップを配付するなど自主防災意識が非常に高いと感じました。そのようなことから、大郷町はこれからも洪水に全力で対策し、犠牲者を出さないところとして続いていくと僕は思います。
| <浦戸コース> 塩竈層群、船入島~桂島の貫入岩体と海底火山について(陸上からの観察、船上からの観察と現地解説) |
災害科学科 阿部穹(仙台市立田子中学校卒業)
今回の巡検を通して、現地で地層を自分の目で見て観察することはその場所の地形を理解することに繋がるため、地形を理解する上で大切だと思いました。現地での観察では観察対象のものを立体的に見ることができるので、色々な角度から観察し、違う視点で見ることの大切さを学ぶことが出来ました。また、疑問に思ったことはすぐにその場で聞くようにし、「後から」ではなく「今」理解をするようにしたことで理解を深められたと思います。学んだ知識を今後の活動に活かし、よりよい防災・減災の取り組みに取り組んでいきたいです。
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