平成28年度

生徒会 平成28年度

神戸大学附属中等教育学校との交流会報告

 3月23日(木),本校において,神戸大学附属中等教育学校(以下神戸大附属)のDR3の皆さんとの交流会を行いました。教員2名,生徒7名が訪れ,減災アクションカードの開発,復興住宅に関する課題研究について,意見交換を行いました。

意見交換に先立って,神戸大附属の生徒さんから本校の取り組み「まち歩き」を参考にして神戸で行ったフィールドワークについて発表がありました。

次に,減災アクションカードについて,意見交換を行いました。本校では,減災アクションカードを行った経験がないため,神戸大附属の生徒さんから実施の目的や実施方法についてアドバイスを受ける形で行われました。

復興住宅についての課題研究については,本校1年5組鈴木悠平くんのグループが行った復興住宅に関する課題研究のポスター発表を行い,そのあと,東日本大震災における復興住宅の現状を本校生とが伝え,神戸大附属の生徒から神戸の現状を聞くことで,今後の復興住宅のあり方や問題点について話し合いました。

  

今回の交流では,これまで以上に活発に意見が交換されました。阪神淡路大震災の教訓を東日本大震災の復興に活かしていくために,継続して両校で意見交換を行い,課題研究などに活かしていきたいと思います。

熊本県立東稜高等学校の皆さんが来校しました!

 熊本地震後の7月に訪れた熊本県立東稜高等学校から,德永憲治校長先生,田畑清霧先生,そして松井生徒会長が来校してくださいました。
 熊本地震直後の学校や近隣の様子,そしてこれまでの復興の様子について,丁寧に報告をしてくださいました。震災直後には体育館だけではなく,校庭には車で避難してきた方々が溢れていたそうです。そのような中,生徒会がボランティア活動を行い,避難してきた方々のお手伝いをしたことなどをお聞きしました。また,地震の影響で学校施設の一部が使用できなくなったことや,様々な行事への影響などについて話を聞きました。
 今回は熊本を訪れたメンバーと本当に短い時間の再会でしたが,今後も継続して生徒会同士が交流できることを楽しみにしています。

  

生徒会「第2回ファシリテーター養成講習」報告

 2月4日(土)に東北学院大学の和田教授と東北学院大学の学生7名に来校していただき,生徒会執行部15名を対象に第2回ファシリテーター養成講習を行いました。
 今回の講習は,3月のメモリアル行事で行うワークショップの模擬演習という位置付けで,生徒がファシリテーターを務めて行いました。生徒たちが事前に用意した進行要領でワークショップを行ってみると,ゴールの明確化や使命を与えることなど多くの課題が見つかり,和田先生や大学生から多くのご助言やご指摘を頂きました。
 2回の講習を通して,ファシリテーターが果たすべき役割やワークショップに必要なことを学ぶことができました。3月のメモリアル行事に向けてさらに議論や演習を重ねていきたいと思います。

  

神戸大学附属中等教育学校SGH公開研究会に参加してきました

 神戸大学附属中等教育学校と多賀城高校は,交流活動を継続しています。2月3日には神戸大学附属中等教育学校でSGH公開研究会が開催され,その中で本校との学校間交流について,本校生徒4名が合同で発表してきました。
 訪問する4日前にはスカイプを利用して発表内容の打ち合わせを行い,当日発表前では役割分担や発表会場の下見,役割分担の最終確認を行いました。


【最終打ち合わせの様子】

 発表は体育館で実施され,両校の特色ある取組の紹介した後,これまでの両校の交流活動などを中心に,交流を通して得たものや,感想,課題点などをパネルディスカッション形式で発表しました。

  
【発表の様子】

 発表後は両校生徒で交流会を行いました。防災ゲームなどをした後話し合いを行い,各校の活動に関わった経験から感じた自分たちの思いや,将来の学校間の交流の在り方などについて意見交換をしました。


【記念写真】

 翌4日には,長田区にある特定非営利活動法人「まち・コミュニケーション」を訪れて阪神淡路大震災当時の長田区の状況とその後の復興について研修しました。その後「人と防災未来センター」も見学してきました。


【「まち・コミュニケーション」において】

生徒会「神戸研修」報告

 1月7日(土),8日(日)の2日間,生徒会執行部1年2組清野寧音(高崎中),1年7組大場有紗(西山中)の2名が,神戸で防災活動に関する研修を行ってきました。7日(土)は,長田区のNPO法人「まち・コミュニケーション」を訪れ,阪神淡路大震災の被災状況や復興の様子をスライドとまち歩きを通して学習してきました。8日(日)は,人と防災未来センターを見学し,ぼうさい甲子園の表彰式・発表会に参加してきました。
ぼうさい甲子園は,今年受賞を逃しましたが,受賞した学校による発表を聞いて,本校でのこれからの防災活動に参考になることがとても多くありました。

【長田区まち歩きの様子】

インターアクトクラブ「年忘れ家族会」報告

2年4組宮田優香(高崎中)
 12月22日(木),ホテルキャッスルプラザ多賀城において,多賀城ロータリークラブ年忘れ家族会が行われ,生徒会から5名が参加してきました。当日は,美味しい料理をごちそうになりながら,会場の準備やゲームの運営などの手伝いを行い,全員参加型のビンゴゲームでは会場全員が盛り上がってくれました。たくさんの方々と交流ができ,とても楽しい時間を過ごすことができました。また,機会があれば参加したいと思います。

平成28年度みやぎ高校生フォーラム  -私たちの志と地域貢献-

 1月28日(土)に「平成28年度みやぎ高校生フォーラム」が宮城県庁講堂を会場に行われました。
 本校からは生徒会執行部の小畑さんと清野さんが参加し,「私たちの志と地域貢献」というテーマでポスターセッションを行いました。本校が取り組んでいる防災活動を通した地域貢献について発表しました。

【参加した生徒の感想】
1-2 小畑 友哉
 今回,各学校の学びや志に関する取り組みなどを様々な形で知ることができ,自分自身にとって良い経験となりました。普段,他校の取り組みなどを知る機会は少ないので,今回知ることのできたことを生かして今後の生徒会活動の運営を行いたいです。

1-2 清野 寧音
 今回のフォーラムに参加してみて,今までほとんど知らなかった他校の活動について知ることができました。特に興味をもったのは,利府高校の発表にあった「ブラザーシップ」についてです。多賀城市でも取り組めば,各校同士の交流に加えて,地域や災害時についての意見交換が同時にでき,今後のまちあるきなどの活動にも生かすことができると思いました。

 

【ポスターセッションの様子】
【発表用ポスター】

糸魚川白嶺高等学校からの御礼

 先月、校内におきまして「糸魚川市大規模火災のための募金活動」をボランティア同好会、生徒会執行部のメンバーが行いました。生徒の皆さんの御協力のおかげで、義援金3万円金を新潟県立糸魚川白嶺高等学校へ贈呈することができました。

 生徒皆さんの善意が実り被災地への具体的な支援となりました。そして糸魚川白嶺高校 生徒会会長 坂元明日香さんよりお礼のお便りが届きました。

 義援金の贈呈を行うことで、ボランティア活動も社会貢献的な意味合いを深めることができました。今年度も様々な形で被災地支援を行っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

ファシリテーター養成講習

 1月5日(木)に東北学院大学の和田教授と東北学院大学の学生10名に来校していただき,生徒会執行部16名を対象にファシリテーター養成講習を行いました。
 2回に分けて行われる講習の第1回目で,和田教授からファシリテーションとは何か,重要なことは何かなどの講義をしていただいた後,大学生をファシリテーターとしてワークショップを行いました。生徒たちは,3月に行われるメモリアル行事のワークショップのファシリテーターとして活躍できるようにしっかりと話を聞き,積極的に話し合いを行っていました。


【講師の東北学院大学の和田教授】


【和田教授の話に耳を傾ける生徒たち】


【ワークショップの様子】

神戸大学附属中等教育学校との生徒会交流(12月15日木曜日)

 12月15日木曜日の放課後、神戸大学附属中等教育学校との生徒間交流会が行われました。新生徒会執行部に切り替わってから初めての生徒間交流会となります。

本校生徒会会長 木村千恵さんの挨拶。

神戸大学附属中等教育学校 竹之下実結さんの挨拶。

今回の交流会は渡邊昌太朗君が担当しました。

次に各校の防災活動に対する取り組みについて発表を行いました。

 神戸大学附属中等教育学校からは「防災教育に取り組む上での課題点」や、仙台交流、復興庁訪問などの活動について説明がありました。

その後「アクションカード」についての話し合いが行われました。

  

緊張がほぐれると、様々な意見が出されました。

  

最後に各グループより意見を発表してもらいました。

  

そして閉会行事です。小泉博校長より「今回の交流を今後の学びに繋げて欲しい」と熱いメッセージを頂きました。

短い時間でしたが内容のある交流会となりました。今後の生徒会の活動に期待してください。