平成27年度

生徒会 平成27年度

桜美林高校交流会

 3月26日(土)桜美林高校(東京都町田市)の生徒32名、卒業生3名が来校し、「まち歩き」やクロスゲームを通し本校生徒会・防災委員と交流しました。
 まず、多賀城イオン駐車場で3.11津波襲来の様子を動画で見た後、ipadを携えながら本校が取り組んでいる「津波波高標示プレート」を辿り「まち歩き」を体験しました。都市型津波の危険性を実体験しながら、「末の松山」に到着。古歌に読まれた古人の思いに触れることができました。

  

「まち歩き」後は、本校で情報交換・交流会を多賀城高校 大会議室にて行いました。

 はじめに多賀城高校校長小泉博先生より「お互い積極的に意見を交わし、内容ある交流会にしてもらいたい。」という激励の挨拶がありました。続いて桜美林高校 伊藤教頭先生より御挨拶頂きました。
 そしていよいよ生徒同士の交流が始まりました。まずは本校の生徒会執行部が防災活動について説明を行いました。桜美林高校は学校生活などについて、同校の生徒からのインタビュー形式で説明を行いました。学校紹介の後は「クロスロード」を用いたワークショップ活動を行いました。

  

  

 ここでは、震災を想定したジレンマを題材に、それぞれの立場になりきり話し合いを深めていきます。 「避難所にペットを連れてきたらどうするか?」「仮設住宅で隣人がうるさい場合はどう対処するか?」などについて、Yes or NOで自分の考えを決定し、それぞれの立場で意見を交換していきます。
生徒からは「簡単そうなジレンマでも、良く考えると配慮すべきことが多くあることに驚いた。」「その人の立場になりきることで今まで見えなかった被災者の悩みが理解できた。」などの声が上がりました。

  

 最後に、七ヶ浜の被災と復興の様子を見学しました。復興工事の進む菖蒲田浜を経由し、七ヶ浜国際村を訪問。国際村の高橋勉事務局長から震災当時の様子や復興の様子を聞くことができました。

神戸大学附属中等教育学校の生徒間交流2

 2月10日(水)~11日(木),神戸大学附属中等教育学校と学校間交流を行いました。本校からは1年生3名が,12月に多賀城高校に来てくれた神戸大附属の生徒会のみなさん8名との交流会に参加しました。

■2月10日(水)
 8:00 仙台空港→伊丹空港
 9:25 伊丹空港→神戸大附属中等教育学校
 11:30 昼食会
 12:30 SGH報告会 震災復興関連生徒発表への参加
 13:00 生徒意見交換「復興について」
 14:00 人と防災未来センター見学
 18:30 夕食会

■2月11日(木)
 8:30 自主研修・神戸付属中等教育学校授業見学
 15:10 神戸三宮→伊丹空港
 16:55 伊丹空港→仙台空港

 


昼食会(お弁当)

神戸大附属の生徒発表に参加

人と防災未来センターにて

夕食は中華料理

【本校生徒の感想】

○平塚 亜美さん(1年)

 2月10日に神戸大学附属中等教育学校に行ってきました。そこでは,神戸大付属中等教育学校の発表に参加し,その後に意見交換をしました。意見交換のテーマは「復興」についてです。防潮堤の話や復興とは何かについて話をしました。被災側とそうではない他県から見た被災地について聞くことができたのでよかったです。
 それから人と防災未来センターを訪問し,阪神・淡路大震災のシアターを見て,震災時の状況を見学しました。神戸には,震災があったことを忘れさせるかのように高速道路や建物がたくさんありました。私はそれを見られて良かったと思うと同時に,東日本大震災もこのように震災のつめあとや記憶が失われるのではないかと不安に思いました。
 今回,神戸を訪れたことで「復興」とは何かということについて深く考えさせられました。そしてこれからも,「復興」という言葉に向き合わなければならないと思いました。

 

○宮田 優香さん(1年)
 2日目は自主研修で異人館に行きました。そこではシャーロックホールズの格好をしたり,お土産を買ったりしました。途中から神戸大付属中等教育学校の生徒会のみなさんと合流し,南京街を案内してもらいました。他にも神戸のおいしいものを食べ歩いたり,きれいな町並みを写真におさめたりと充実した1日がおくれました。


 

○門間 大輝君(1年)  神戸大附属の生徒のみなさんは,防災学習に意欲的でその熱意がこちらにも伝わってきました。人と防災未来センターにも連れて行っていただき,そこでは阪神淡路大震災の再現された映像や展示物を見ました。言葉で言い表しがたいほどの惨状で,心に深く残りました。この経験から,震災を風化させないように私達高校生も力を合わせて頑張らなくてはと思いました。

12月16日(水)神戸大学附属中等教育学校との生徒間交流

 12月16日(水)に神戸大学附属中等教育学校と生徒間交流を行いました。午前中は七ヶ浜の被災地を巡り,昼食を本校食堂で食べました。午後からは5校時に1年2組の菅原先生の英語の授業を受け,6校時から放課後にかけて生徒会と交流会を行いました。
 交流会では,お互いの学校紹介,本校生徒による被災体験発表,震災時の様子を語り合うワークショップを行いました。これまでの交流と違い,被災体験発表やワークショップを取り入れ,互いに意見交換をする機会を設けました。生徒たちはすぐに仲良くなり,東日本大震災当時の宮城と神戸の違いや,阪神淡路大震災のことなどを話し合うなど内容のある交流になったようです。

【感想】
○2年2組遠藤瑠花(郡山中学校出身)
 今回私は神戸大学附属中等教育学校との生徒間交流に参加させてもらいました。各校の紹介や1年4組平塚亜美さんの被災体験発表のあと,「3月12日 始まりのご飯」というテーマで東日本大震災のとき最初に食べたご飯は何かというのを思い出しながら話合いました。それぞれの当時の体験談やその時の神戸の様子など、私自身初めて聞くような話がたくさんあってとても勉強になりました。宮城県外の方にも震災当時の様子を知ってもらうのは大切なことだと思うので、今後も外部の方との交流を活発にやっていきたいと思います。

 

【生徒会長岩佐彩音さんのあいさつ】
【神大附属の生徒たち】

【学校紹介をする門間大輝君】

【学校紹介をする神大附属の生徒】

【被災体験を語る平塚亜美さん】

【話し合ったことを付箋に書き出しました】

鉄道乗車マナーアップキャンペーン

10月7日(水)に行われた「鉄道乗車マナーアップキャンペーン」に,本校のPTA役員と生徒会執行部,放送部の生徒が参加しました。 朝,通勤・通学で下馬駅を利用される方々に,ポケットティッシュを配りながら,鉄道乗車マナーアップの呼びかけを行いました。 また,放送部の生徒は,放送設備をお借りし,構内放送で呼びかけを行いました。 呼びかけを行うことで,地域の方々と挨拶を交わす良い機会ともなったようです。

    

平成27年度生徒会役員委嘱式

10月20日(火)に「平成27年度生徒会役員委嘱式」が行われました。
10月15日(木)の生徒会役員選挙により選ばれた役員たちが,校長先生から委嘱状をいただきました。 会長の岩佐さんは「三大行事を更に活性化していきたい」などの意気込みを話し,その他の役員たちもそれぞれの思いを語りました。 今後は,生徒会活動の中心として活躍してくれることを期待しています。

  

今回,委嘱された役員は以下のとおりです。
会長  岩佐 彩音(2年)
副会長 鈴木 菜々子(2年)
    加藤 健太(1年)
会計  遠藤 瑠花(2年)
    髙橋 里奈(1年)

なお,副会長の加藤さんは,委嘱式当日に本校の代表として「マナーアップフォーラム」に参加していたため,後日委嘱されました。

小・中・高校生スマホ・フォーラム

8月22日(土)宮城県庁講堂で宮城県内の小・中・高校生がスマートフォン等について話し合うフォーラムが行われました。 フォーラムでは,グループに分かれてワークショップを行い,その後東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太先生が座長となって内容発表・意見交換が行われました。

本校からは岩佐彩音(2年,生徒会),北野健人(2年,生徒会,ファシリテータ)の2名が参加し,小・中学生や他校の高校生とスマートフォンを取り巻く問題やその解決策,ルール作りなどについて,意見を交わしていました。

感 想
○2年1組岩佐彩音(多賀城中)今回私はスマホフォーラムに参加しました。スマートフォンの長所や短所について,班のメンバーと一緒に考えました。 私の班は自分以外男子でしたが,スマホを使うときにありがちな事や自分の失敗談など様々な話を聞き,とても充実した時間を過ごすことができました。 他の学校は,スマホの使用についての具体的なルールがあるところが多いので,多賀城高校もルール作りをさらに活発にしていきたいと思います。

○2年1組北野健人(多賀城中)今回の小・中・高校生スマホフォーラムで,私はファシリテータとしてワークショップに参加しました。 ワークショップでは,普段私たちが考えることが少ないスマホの使い方、スマホを使用する上でのトラブル,またそのトラブルへの対処法などについて話し合いました。 後半には川島隆太教授と意見交換をし.,スマホを解約するといった刺激的な意見やスマホは現代には欠かせないものになったと熱く議論した場面も見られたので,これからの多賀城高校のスマホのルールづくりの参考にしていきたいと思います。

鹿児島女子高等学校との生徒間交流

7月22日(水)に鹿児島女子高等学校 生徒会のメンバーが多賀城高校を訪れました
今回は実際に津波の到達した場所を確認してもらおうと、本校生徒が設置した波高標識の見学も行いました。
まずは各学校の生徒会活動について紹介し合いました。

鹿児島女子高等学校 生徒会長の上田瑞紀さん。
ここでは避難訓練で工夫している点や、学校行事に関して活発なやり取りが展開されました。
次に本校菅原教諭による日本近郊の海底プレート、そして宮城県平野部に関する説明。

    

ここで生徒会メンバーによる交流は終了。

記念写真を撮り、ジャスコ多賀城店へと移動します。
ジャスコ多賀城店にて、今度は本校防災委員の生徒が対応します。

立体駐車場へ向かい、そこでipadを活用します。

  

津波襲来を撮影したまさにその場所で、YOUTUBEの動画を閲覧しました。

生徒はより強い実感を持ち、感慨深げに駐車場からの風景を見入っていました。
その後ジャスコ周辺の、波高標識を見学しました。

  

また、「津波痕跡ステッカー」を実際に鹿児島女子校の生徒に貼って頂きました。

  

その後、多賀城駅から歩いて10分ほどのところにある「末の松山」を見学するために移動しました。

    

ここは小倉百人一首の四十二番、清原元輔の「契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは」という歌が詠まれた歌枕の地です。
その後多賀城駅でお別れ。暑い一日でしたが、鹿児島女子高等学校の生徒たちはお互いの生徒会活動や学校行事、また津波が到達した痕跡を目の当たりにし充実した交流会を終えることができた様子でした。

地区壮行式

4月17日(金)地区大会の壮行式が行われました。 出場する各部が大会に向けて決意表明を行い、ラグビー部を中心に全校生徒で活気ある応援をしました。

【生徒会副会長 3年 吉田健太(利府中)】

今回の地区総体の壮行式は生徒会執行部として多くの運動部の生徒を送り出すと共に、 バスケットボール部の一員として県大会出場という目標を達成させようという強い思いを 部員全員で統一させることができたとても良い式でした。 もうすぐ各運動部の大会が始まります。最後まで諦めずに戦ってくるので、 より多くの部活がそれぞれの目標を達成できるよう応援よろしくお願いします。

  

対面式・部紹介

平成27年4月9日(木)に新入生と2,3年生が顔を合わせる対面式・部紹介が行われました。 新入生は緊張した面持ちで入場・対面していましたが,先輩たちの部活動紹介により表情が柔らかくなり, 多賀城高校の雰囲気を直に感じていたようです。

対面式の感想

【3年 生徒会長 阿部 拓人(向洋中)】  4月9日に対面式がありました。少し緊張している新1年生を無事に迎えることができました。 部紹介では,各部が動画や画像などを使って面白くかつ真面目に紹介していました。 新1年生全員が各部に入り,先輩と共に活躍してほしいと思っています。 すぐには慣れないと思いますが,1~3年生全員で多賀城高校で楽しく, 多賀城高校生らしく生活していきたいと思います。 

【1年 大友 奏穂 (塩竃第一中)】  つい一日前に入学したばかりで、対面式には楽しみと同時に緊張や不安もありました。 しかし、先輩方が用意して下さったビデオや部の紹介はとてもユーモアがあって面白いし、 自然と笑いがこぼれてしまいました。さらに部の種類やその部の特徴も分かりやすく、 改めて多高生として活動していくんだなと気持ちを新たにすることができました。   これからは多高生として、勉強にも部活にもしっかりと取り組んでいきたいと思います。

新一年生の入場

部紹介の様子

  

鉄道マナーアップキャンペーン

4月15日16日の2日間、JR仙石線下馬駅にて鉄道乗車マナーアップキャンペーン活動を JR東日本、多賀城市青少年育成センター、多賀城高校が協力して行いました。 生徒会執行部によるティッシュ配りをしながらの挨拶、 放送部による駅の構内放送で鉄道乗車のマナーアップを呼びかけました。 本校からは放送部、生徒会執行部の生徒たち(2日間のべ13人)が参加した他、 下馬駅を利用する多高生が自主的に挨拶運動に取り組む姿も見られました。

【3年 生徒会副会長 吉田健太(利府中)】
下馬駅でのマナーアップ運動を通して地域の方々と交流する機会を頂き、 多賀城高校の生徒として地域に貢献することができました。 多賀城高校の生徒は皆、元気な挨拶をすることができます。 そのことを今回のマナーアップ運動を通して多くの人に知ってもらうことができました。 これからも私たち多賀城高校生はさまざまな活動に積極的に参加し、 地域を活性化させる手助けをしていきたいです。

【3年 生徒会会計 木島爽夏(鳴瀬第二中)】
私は4月16日に行われた鉄道マナーアップ運動に参加しました。 電車の乗車マナーや駅の利用の仕方などを見直してもらうため、 構内放送による鉄道マナーについての呼びかけや、 「鉄道乗車マナー」のチラシが入っているポケットティッシュの配布を行いました。 この活動で、多くの人に鉄道マナーへの理解を深めてもらい、 思いやりを持って電車を利用してほしいと思います。