保護者の皆様へ
SSH自然災害共同研究「洞爺湖有珠山巡検」に参加しました。
5月22日(月)~24日(水)に本校災害科学科2年生3名(佐藤悠真・武山海瑠・本田大晟)がSSH事業の「自然災害共同研究 洞爺湖有珠山巡検」に参加しました。
実習初日は,まず北海道室蘭栄高等学校においてスライド資料を使いながら有珠山噴火の歴史や実地調査にあたっての基本的な調査手法について学びました。
続く実習2日目には,北海道室蘭栄高等学校の1年生と共同でユネスコ世界ジオパークにも認定されている洞爺湖有珠山ジオパークにおいて実習を行い,専門家の指導のもとで火山噴火の痕跡の踏査やクリノメーターを活用した断層の調査などを実施しました。
実習3日目には,室蘭工業大学の安居准教授指導のもとで大腸菌からDNAを抽出する実験を行い,微生物についての理解を深めたほか,登別温泉の地獄谷において関係者のみ立ち入ることのできる場所で特別に踏査させていただくことができました。
この巡検を通して,生徒たちは科学的な調査方法について学びを得ただけでなく,火山地域における自然災害の実態について理解を深めることができました。