SSH4年次(2021年度)

SSH4年次(2021年度)

第44回日本分子生物学会年会・高校生研究発表

1 目  的  科学部において,日頃取り組んできた研究の成果を発表し,参加者との対話を通じて相互交流を行うことで,

       発信力やコミュニケーション力の向上と,探究心の一層の伸長を図る。

2 主  催  MBSJ 日本分子生物学会

3 日  程  2021年12月3日(金) 13:00~14:15口頭発表,14:15~15:30ポスター発表

4 会  場  パシフィコ横浜 展示ホール(神奈川県横浜市西区みなとみらい)

5 発表題・参加者

       『未知なる生物「マクラギヤスデ」の生息北限を探る』

       〈科学部ヤスデ班〉3名(普通科1年2名,災害科学科1年1名)

6 実施内容・評価

    調査・研究に取り組んできた成果を学会で発表する機会を得ると同時に,研究者との意見交換を通じて新たな課題を発見することができた。大規模会場で開催された本大会において,一線で活躍する研究者を前にした口頭発表及びポスター発表で経験した体験は,参加した生徒にとって非常に多くの情報をもたらした。

7 感  想

■普通科1年 濱野 瑞希(中野中出身)

    発表本番では,それまで練習を積み重ねてきたこともあり,改善点は多くあるものの伝えたいことを相手に伝えることができたと思います。早口になってしまった点や質問に対して積極的に答えられなかった点など反省すべきこともありましたが,様々な研究発表を見て新しい知識が身に付き,ポスターへのまとめ方などを学ぶこともでき,学会への参加は自分にとってとても大きな経験となりました。

■普通科1年 鈴木 侑女(中野中出身)

    他の高校生や大学生などの発表を聞いてみると,どれも興味が湧いてくる魅力的な研究がたくさんありました。発表の仕方,例えば間のとり方や話す速さなど参考にしたと思います。また,ポスターの構成の仕方や表現方法を見て,良かった点を自分たちのポスターづくりに取り入れたいと思います。質疑応答で多くの研究者からいただいたアドバイスについては,今後じっくりと考えより良い研究になるようにつなげていきたいと思います。

■災害科学科1年 池田 蓮(多賀城中出身)

 口頭発表の時には,多少早口になってしまいましたが,はっきりと研究内容を伝えることができたと思います。ポスター発表では,スムーズには話すことができ,質疑応答の際にも自分なりにきちんと応じることができたと思います。学会で発表できたこの経験から,自分たちの研究と発表する技術に自信がつきました。今回学んだことをこれからの活動に活かしていきたいです。