平成31年度&令和元年度

平成31年度&令和元年度 行事

43回生修学旅行

 令和元年12月1日から3泊4日で,関西方面へ修学旅行に行ってきました。

 今年度は,主体的な活動を促すため,例年実施している班別自主研修の企画立案はもちろん,クラス別研修の設定も生徒の意見を大いに取り入れ,しおりの作成にあたり,データの入力や管理など,実行委員会の生徒を中心に準備に取り組んできました。

 その甲斐あってか,自分たちの行動に自覚を持ち,持ち前の,互いに助け合い,お互いを尊重し合うという多賀城高校生のストロングポイントが存分に発揮された,素晴らしい4日間でした。クラス別での研修を含めると二府三県に跨がるスケジュールでしたが,大きな事故もなく充実した時間を過ごすことができました。

 1日目は,ほとんどの生徒が始発電車での集合でしたが,無事予定通り出発し,清水寺,金閣寺を回り,大津プリンスホテルにて宿泊しました。修学旅行実行委員会の作成した見学地資料なども参考にしながら,熱心に見学していました。

 

 

 

 

 

 

 2日目は,班別自主研修です。班ごとに趣向を凝らした計画に沿って出発していきました。あいにくの雨に見舞われましたが,安全に配慮しながら元気よく京都府内を見て回ってきました。夕方には雨も止み,それぞれが楽しみにしていた夕食を食べて帰ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3日目は,クラス別研修です。クラスごと,方面や目的は異なりましたが,関西地方ならではの歴史や文化に触れ,順次ユニバーサルスタジオジャパンへと到着し,短い時間ではありましたが,友人たちと一緒に,ひとときの思い出づくりができました。

 

 

 

 

 

 

 4日目は,引き続きクラスごとの行動となり,午後13時過ぎ,新大阪駅から新幹線を乗り継いで仙台駅で無事解散となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 日本最大の湖である琵琶湖の眺望,世界遺産や国宝となっている歴史的建造物の荘厳な佇まい,大災害からたくましく復興を遂げている神戸の様子,温かみのある関西の方々との触れ合いなど,「本物」に触れることは,自己の知見を広げ,創造力を豊かにする礎となることでしょう。

 修学旅行の実施に際しまして,関係各位並びに保護者の皆様に厚く御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修学旅行実行委員長感想 白井 奎吾(東豊中出身)

 私たちは,この3泊4日の修学旅行を通じて大きく成長したと感じます。正直なところ,私は4日間も共に生活をするということで,何らかの衝突が起こってしまうのではないかという危惧もありました。

しかし,終わってみればそんな心配ごとは無用でした。衝突はおろか,むしろ固い団結力が生まれた,と私は思います。その団結力とは,体育祭や文化祭で生じるようなものをさらに上回っています。今までに感じたことのないような仲間意識が芽生えたように感じます。

 私たち2学年はもう受験生です。この大きな力を用いて,互いに切磋琢磨し,全員が笑って新たな進路に進めることを私は願っています。