2021年8月の記事一覧
第11回 高校生バイオサミット in 鶴岡
1 目 的
日頃取り組んだ研究の成果を発表するとともに,大学教員や県外高校生との意見交換を通して,科学的思考力や課題発見力,課題解決力,プレゼンテーション能力の向上を図る。
2 主 催 高校生バイオサミット実行委員会(慶應義塾大学先端生命科学研究所,山形県,鶴岡市)
3 日 時 1回戦 2021年8月11日(水)
4 会 場 オンライン開催
5 発表題・参加者
「マクラギヤスデの生態調査 ~生息の北限と未知なる生態に迫る~」
〈科学部〉5名(普通科1年2名,普通科文系3年1名,災害科学科1年1名,災害科学科3年1名)
6 実施内容・評価
高校生バイオサミットは,生物部門のみの科学発表大会であり,研究成果部門と研究計画部門からなる。参加した研究成果部門において,事前の一次審査(書類審査)を通過し,1回戦(オンライン発表)に出場した。出場した69の演題の中から残念ながら決勝進出の20チームに選ばれなかったが,研究の着眼点や豊富なフィールドワークが高く評価された。
7 生徒感想
■災害科学科3年 櫻井 乃綾(多賀城中出身)
事前の書類審査を通過した研究ということもあり,どの研究発表もレベルが高く,スライドの構成や見せ方,発表の仕方などから学ぶことが多くあった。私たちの発表では伝えるべき内容をしっかりと伝え,質疑応答もしっかりできた。しかし,改善点も多くあったので,他の発表で学んだことと共にこれからの活動に生かしていきたい。
■普通科1年 濱野 瑞紀(中野中出身)
参加校の発表は,自分が聞いたことの無い情報ばかりでとても驚いた。多くの発表を聞くことで新しい情報をたくさん得ることができたので,自分の視野を大きく広げることができた。この経験を生かして,これからの研究に励みたい。
令和3年度 スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会
1 目 的
全国から集まったSSH校の課題研究への取組を直接見ることで,多種多様な研究と高度な取組などを体感し,科学技術に対する興味・関心を高めるとともに,この経験を学校に持ち帰り,参加者のみならず学年の課題研究への取組等に波及させることを目的とする。
2 主 催 文部科学省,国立研究開発法人科学技術振興機構
3 期 日 A日程:2021年8月4日(水)・・・物理・工学,数学・情報,地学分野
4 会 場 神戸国際展示場
5 ポスター発表題・参加者
「都市型津波の脅威と影響」〈災害科学科〉3年3名
6 実施内容・評価
本校から災害科学科3年生3名が参加した。長期間研究したその成果を発表する貴重な機会になると同時に,全国のSSH校における研究レベルの高さを実感する機会となった。残念ながら代表校に選出されなかったが,参加者は個々に大きな経験を得ることができた。
7 生徒感想
■災害科学科3年 秋澤綾香(塩竈市立玉川中出身)
私達の研究に対してたくさんの方々に興味を持っていただきました。自分たちの考えを相手に伝えるということは簡単なことではありませんが,経験を積み重ねることで上手く伝えられるようになりました。また,レベルの高い発表を聞くことで,視点が斬新なこともあり視野が大きく広がりました。コロナ禍の中で発表会に参加させていただき感謝しています。
■災害科学科3年 松浦康生(利府町立利府中出身)
高校2年から始めた都市型津波の研究の集大成として,これまでにない規模の発表会に参加することができました。ポスターセッションを通して,多くの専門家や他校の生徒から,私たちだけでは思いも付かない多角的な視点からの意見やアドバイスを頂くことができ,とても有意義な時間となりました。また,他のSSH指定校のポスターを見て,着眼点が面白い研究や,同学年が行っている研究とは思えないような高度なものまで,その多様な研究内容に感激しました。人前でプレゼンができた経験を生かして,今後は大学受験やその後の進路に役立てていきたいです。
■災害科学科3年 須田心咲(利府町立利府西中出身)
今回の発表会は,これまで参加した発表会の中でも一番大きい規模の大会でした。発表前はとても緊張しましたが,一緒に参加した他の2人の助けもあり,本番ではリラックスして発表することができました。多くの専門家の方や高校生から,私たちとは異なる視点から意見やアドバイスをいただくことができ,とても参考になりました。また,他校の発表は面白いテーマが多く,発表の仕方やポスターのレイアウトなど多くのことを学びました。これま での発表経験をこれからの進路などに活かし ていきたいと思います。
JR東日本宮城野運輸区における 津波避難に対する意見交換会(案内)
以下のとおり実施いたします。