災害科学科ブログ

日本地球惑星科学連合2025年大会(JpGU2025)にて、災害科学科3年生が発表を行いました!(5/25)

本校ではSSH事業の一環として、各種学会発表へ積極参加しています。

千葉県・幕張メッセで1週間にわたり開催される国際学会「日本地球惑星科学連合2025年大会(JpGU2025)・・・Japan Geoscience Union Meeting 2025」(対面・オンライン同時開催)に、災害科学科3年生の課題研究チーム2班が参加してきました。

 

この学会は1週間にわたり毎年5月最終週に千葉県・幕張メッセを会場に開催されるもので、国内外を問わず多くの地球惑星科学に関連する研究者が一堂に集って活発な議論を交わす国際学会です。多賀城高校では災害科学科開設時(平成28年)に入学した1期生が2年生となった平成29年(2017年)から、毎年参加しています。今回のJpGU2025は5/25日曜日に現地で高校生セッションが開催され、ポスター発表を行いました。

 

今年は海洋研究開発機構(JAMSTEC)様の「JAMSTECハイパーウォール企画 高校参加型企画「日本列島ご当地自慢」 日本列島はどのようにできたのか?みんなの足元からその地史を読み解く」にも参加して、災害科学科1年生が経験する浦戸巡検の紹介や、松島地域の地学的な魅力について発表してきました。

 

年を追う毎に高校生が増えた感がありますが、多くの研究者の方々や高校生と議論するだけでなく、課題研究の大きなヒントを獲得できる貴重な場にもなっており、大いに刺激を受けました。

 

発表する時は専門の方や同年代の方がたくさん来て緊張しましたが、それ以上に楽しかったです。研究へのアドバイスをいただけただけでなく、災害科に興味を持ってくださる方もいてたくさん話せたと思います。2日目の午前にもいろいろなところの発表が聞けてよかったです。個人的にJAMSTECの方々の発表を聞けたのが嬉しかったです。ご当地自慢では仙台第三高校の皆さんに負けてしまいましたが、来年後輩が行く機会があったらぜひ勝ってもらいたいです。

(災害科学科3年・鈴木 雅<仙台市立田子中学校出身>)

 そもそもこの場にいる方々が地学を専門とする人が圧倒的に多いため、議論はすごく良い経験になりました。blender使った時に写真を撮り、それをポスターに貼っていましたが「スクショできるはずだよ」とアドバイスをもらえたこと、「あの公式よりもっと簡単に求めることができるのがあるよ」などと、たくさんの意見やヒントをいただきました。

(災害科学科3年・髙橋芽久<多賀城市立多賀城中学校出身>)

 自分たちのレベルとは全然違う人の発表を見て、プレゼン力や話す力をもう少しつけられたらいいなと感じました。今後は人を惹きつけるような発表・話ができるようになりたいです。

(災害科学科3年・後藤敏仁<多賀城市立第二中学校出身>)

※日本地球惑星科学連合のサイトはこちらから