災害科学科と武蔵大学との交流会を実施しました(9/1)
1.目 的
【災害科学科】
本学科の取組を説明し、改めて自然災害、防災・減災・伝災の学びの意義を考える機会とするとともに、大学で専門的に学ぶ学生との交流を通して、今後どのように自分たちの学びを発展させ社会に発信していくかを深く考える機会とする。
2.日 時 9月1日(月)16:00~17:30
3.場 所 多賀城高校
武蔵大学 学生14名 教員2名
4.参加者 災害科学科1年生10名
5.感想
今回、私は武蔵大学の学生の方々と交流をして、さまざまな気づきがありました。
初めに、武蔵大学側から学校紹介がありました。災害科学科には関東圏の大学を目指している生徒もいるため、関東圏の大学事情について、とても貴重なお話を聞くことができました。中でも、「自立した活力ある人材を育成するためにゼミの武蔵大学と呼ばれるほど、ゼミに力を入れている大学なのだ」ということがよくわかりました。
次に、生徒が災害科学科の活動紹介として、「津波伝承まち歩き」や巡検などの取り組みについて説明しました。今回来ていただいた武蔵大学の学生の皆さんは、災害科学科の防災活動に対する姿勢や災害に関する知識の多さに、とても驚いている様子でした。
その後、「防災について小・中・高で児童生徒/教師は何を学ぶべきか?」というテーマのもと、グループワークが行われました。私たちのグループでは、まず生徒と教師の二つの視点に分け、さらにそこから小・中・高と細分化し、「生徒が最終的に教師と対等な立場で防災について議論できるようになるために必要なことは何か」「教師は生徒に対して何を行うべきか」という具体的な課題について議論を進めました。
結論として、まず小学生の段階では災害や防災に対する基礎的な知識を身に付ける。その後、中学生の段階ではその知識を発展させ、集団での活動に活かし、高校生の段階では自ら主体的に防災活動を行うようにするのが良いのではないかという意見にまとまりました。
将来、私は教師になりたいと思っており、教師の立場で物事を考える良い機会になりました。実際に教師になったら、今回の議論の内容を活かして教育活動に取り組みたいと思います。武蔵大学との交流を経て、災害科学科の生徒として今後自分が何を学んでいくべきかが、少しわかった気がします。
武蔵大学の学生の皆さん、ありがとうございました。