災害科学科ブログ

次世代による行動宣言を踏まえた防災減災セミナー参加

 令和8年9月5日(土)、JICA関西で開催された「次世代の行動宣言を踏まえた防災減災セミナー」に、災害科学科2年生2名が参加しました。本セミナーは、令和7年度に開催された「兵庫県創造的復興サミット」の学生報告会で発信された「次世代の行動宣言」を踏まえ、若者が防災を自分事として捉え、主体的な活動を続けていくための機運を高めるとともに、若者同士のネットワークづくりや今後の活動につなげることを目的として開催されたものです。
 当日は、本校の防災教育の取組について紹介するとともに、全国各地から集まった、これからの防災を担う若者たちと交流することができました。それぞれの地域で取り組んでいる活動や、防災に対する思いを共有する中で、生徒たちにとっても新たな気づきや学びを得る貴重な機会となりました。
 今回のセミナーで得た学びやつながりをこれからの防災教育に生かし、さまざまな地域の若者との交流を大切にしながら、防災の輪を次の世代へつないでいきたいと思います。

 

参加生徒感想

【災害科学科2年 平野 夏帆】
 今回、次世代の行動宣言を踏まえた防災減災セミナーに参加し、岩手・福島・石川・新潟・兵庫・熊本などの高校生や大学生と意見交換をしました。はじめに、今年の夏に発生した熊本での地震についての発表がありました。お話を聞く中で、実際のニュースだけでは分からない現地の様子や、そこで生活する人々が感じたことを知ることができ、災害についてより深く考えるきっかけになりました。その後のワークショップでは、各学校の生徒が混ざったチームを作り、「次世代の行動宣言」を踏まえて、「安全なまちづくり」「防災教育」「未来世代にどう残すか」などのテーマについて話し合いました。各学校がこれまでに行ってきた取り組みや、それぞれの地域での経験をもとに、さまざまな意見を聞くことができました。その中には、自分たちの学校でも取り入れてみたいと思う取り組みもあり、とても参考になりました。また、多賀城高等学校としてこれまで取り組んできた防災活動についても発表し、自分たちの活動を振り返る機会にもなりました。今回のセミナーを通して、他の地域や学校の取り組みを知ることで、新たな視点を得ることができました。今回学んだことや感じたことを、これからの学校生活や防災活動に生かしていきたいと思います。

【災害科学科2年 遠藤 勇貴】
 次世代の行動宣言を踏まえて全国各地から集まった高校生・大学生と一緒にグループセッションなどを行いました。各学校で行われている活動やその地域で起こりうる災害を考えた意見など、災害科学科の中での活動ではなかなか出てこないような考え方などが多くあり、日頃災害を学んでいる身としてもとても勉強になりました。また様々な県の生徒や先生から声をかけてもらうことが多くあり、全国からも注目されている学科だということを身に染みて感じました。 
 人と防災未来センターは阪神・淡路大震災の伝承施設で、センター内には体験型の伝承設備や動画による説明などがあり、固いイメージがある災害系の施設でも、ここでは様々な世代の人にとって行きやすいところになっていると思います。普段私達が学習、活動している東日本大震災や津波などとはまた異なる、内陸での直下型地震の災害であるために、被害状況や課題などから自分たちも新たな発見があり、とても勉強になりました。この2日間で様々なことを発信し、吸収しました。このことをこれからの災害科学科の学習や行事などで活かしていきたいと思います。