生徒会防災研修in神戸 研修報告

 (2年2組清野寧音(高崎中出身),2年7組大場有紗(西山中出身))

 1月6日(土)~7日(日)の2日間,生徒会執行部2名が神戸に防災・減災学習に行ってきました。
 1日目は,兵庫県立芦屋高等学校との生徒会交流,2日目は,認定特定非営利活動法人まち・コミュニケーションへの訪問,ぼうさい甲子園の参加というプログラムで,防災・減災について多くのことを学んできました。

○兵庫県立芦屋高等学校交流報告
 今回の交流では,芦屋高校さんが作成している「災害時避難シミュレーション」について詳しくお話を聞くことができました。

  

実際に市内を歩いて道路の高低差や段差まで記録したという話には驚きました。私たちが作成するなら,波高標識を設置した地域を基に作成し,まち歩きでうまく利用していきたいです。

  

 そして,芦屋高校さんが企画した,全国高校防災ネットワークを活用して,これからも継続した交流を行っていきたいです。

  

○認定特定非営利活動法人まち・コミュニケーション訪問報告
 今年は学校の課題研究の一環として行かせていただき,代表の宮定さんと田中さんから昨年とはまた違うお話を聞かせていただきました。

  

 「復興住宅のボランティアを」行う上の心構えについて話していく中で,最も心に残ったのは,「ボランティア」は与えられた目的を達成するだけでなく,対象の方々との交流の場でもあるということです。例えば,家の掃除のボランティアでも何か会話をしながら行うことで,被災者の気持ちの軽減であったり,笑顔にすることができるのではないでしょうか。復興や人の気持ちについて深く考える良い機会になりました。

  

○ぼうさい甲子園報告
 2年間ぼうさい甲子園に参加してみて,2年連続での受賞校が多いなと感じました。その受賞校は昨年と同じ活動ではなくまた新たに取り組んでいることがあったり,内容をさらに深いものにして地域全体で取り組んでいたりと本校の活動の参考になるものばかりでした。

  

 発表方法も様々で,最も驚かされたのは劇でした。見る人に興味を持ってもらう発表の仕方は,今後の活動の参考にしていきたいと思っています。