教育活動

情報教育推進校(IE-School)

「次世代の教育情報化推進事業(IE-School)」および「外部講師活用事業(特色ある学校づくり)」

 10月30日(月),「次世代の教育情報化推進事業(IE-School)」および「外部講師活用事業(特色ある学校づくり)」に係る授業公開を行いました。本校がこれまで行ってきた授業改善の一つの手段であるアクティブ・ラーニング型授業や,ICTを活用した授業を見ていただき,次期学習指導要領の方向性を見据えた授業改善のヒントを得ていただけたのではないかと思います。当日は,宮城教育大学准教授安藤明伸先生をはじめ,40名以上の先生方にお越し頂きました。ありがとうございました。

  

IE-Schoolの企画検証委員が来校しました

 文部科学省から平成28年度に研究指定を受けている情報教育推進校(IE-School)としての研究を進めるにあたって,企画検証委員が来校されました。本校での研究の方向性の説明とともに,災害科学科における「自然科学と災害A」の授業の様子をご覧いただきました。
 授業は,クローンについての是非をタブレットを用いて考えるものでした。細胞性免疫の視点から臓器移植の拒絶反応を理解するとともに,加速度的に進歩している分野についての課題を考えさせる内容でした。クローンについて2つの別な視点からの情報を基に賛成・反対を班でまとめ,情報が意思決定に影響することを体験しました。
 生徒は与えられた映像資料の他に自分たちで調べ,グループで話し合う活動と発表を行い,多角的に学ぶ重要性について理解することができたようです。
 授業後には情報活用の観点から,情報の信頼性,信憑性,妥当性などの観点についてご指導をいただきました。加えて,カリキュラム・マネジメントの考え方などについてもご助言をいただきました。
 今後,これらのご指導,ご助言を活かした学習指導を行っていきたいと思います。

  

情報教育推進校(IE-School)として指定されました

 『情報教育推進校を指定し,小・中・高等学校におけるプログラミングや情報セキュリティ,情報モラル等を含め,情報活用能力を各教科等の学習と効果的に関連付けて育成するためのカリキュラム・マネジメントの在り方に関する調査研究』を行う学校として,本校が平成28年度と平成29年度の2年間の指定校となりました。
 生徒一人一人がタブレットを使用できる環境を活かし,情報活用能力の育成の柱として学校設定科目『情報と災害』を位置づけています。この科目を基盤として情報活用能力の「A 情報活用の実践力」,「B 情報の科学的な理解」,「C 情報社会に参画する態度」の学習内容について,情報以外の教科と防災・減災及び環境をキーワードとしたクロスカリキュラムを意識して,カリキュラム・マネジメントを行う研究を行います。
 
 研究の概要(図)(pdf)
 文部科学省のHP
 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1374407.htm